米国経済指標 3月雇用統計の結果

経済指標

こんにちは!結月です!

4月4日に発表された米国経済指標、雇用統計の結果です。
非農業部門雇用者数変化は前月+15.1万人から増加幅の縮小が見込まれていましたが、予想を上回る増加幅となりました。
しかし、失業率は4.1%予想から4.2%に悪化、平均時給(前年比)についても3.9%予想から3.8%に悪化と二か月連続で悪化となり、強弱入り乱れる結果となりました。
指標発表直後は145.500付近まで値を上げましたが、すぐに値を戻し、しばらく揉み合うような展開となりました。日付が変わりロンドン時間が終わる頃まで方向感なく激しい上下動が続いた後、ドル買いが優勢となり値を上げました。

指標発表日時:2025年4月4日 21:30

イベント前回予想結果
平均時給(前月比)0.3%0.3%0.3%
平均時給(前年比)4.0%3.9%3.8%
失業率4.1%4.1%4.2%
非農業部門雇用者数変化(前月比)15.1万人13.5万人22.8万人

USD/JPYローソク足(5分足)

非農業部門雇用者数変化が予想を上回り145.500付近まで上げたものの、強弱入り乱れた結果であったことが影響し、指標発表後の次のローソク足では全戻しとなりました。
その後しばらく揉み合いが続き、雇用統計の結果では市場も強弱どちらにも反応できない展開となりました。

米国10年債利回りローソク足(15分足)

指標発表直後のローソク足の値動きですが、3.905付近から3.925%まで0.02%上昇後に3.885%付近まで下落、その後3.910%まで戻る動きで、完全に強弱入り乱れた結果に反応し、上ヒゲ下ヒゲ長いローソク足となりました。ドル円5分足の値動きは10年債利回りの動きに完全に同調してますね。

USD/JPYローソク足(1時間足)

トランプ大統領の関税発言によって値を下げて、下げ止まった145.300付近を一時下抜けし144円台に突入しましたが、すぐに値を戻し直近安値付近まで揉み合う展開となりました。安値帯でダブルボトムとなっておりここを起点に下落が進まない場合は再度安値として意識され値を上げる動きになりそうです。

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