こんにちは!結月です!
相場ではレンジ相場とトレンド相場が繰り返されてチャートを形成していきます。
レンジ相場の終わり(レンジブレイク)がトレンド相場の初動になるので、うまく狙うことでトレンド相場に乗ったトレードが可能になります。
レンジブレイクとは?
価格が一定の範囲(レンジ)内で動いた後、その範囲を抜ける動きを狙う手法。
「レンジ(ボックス相場)」とは、価格が一定の範囲で上下を繰り返している状態。
レンジの上限(レジスタンス)または下限(サポート)を突破した時にトレンドが発生しやすい。
FX初心者でも理解しやすく、再現性が高いトレード手法の一つ。
レンジブレイクのメリット
①トレンドの始まりを狙える
ブレイク後に新しいトレンドが発生しやすく、大きな利益を狙いやすい。
②明確なエントリーポイントがある
レンジの上限・下限が明確なので、ブレイクしたらエントリーというシンプルな戦略が可能。
③損切りと利確が明確
ブレイク前のレンジ下限・上限を基準に損切りを設定できるため、リスク管理がしやすい。
レンジブレイクを狙うタイミング
①価格が一定のレンジ内で推移していることを確認
直近で高値と安値が明確に揃っている状態を確認する。
例)ドル円(USD/JPY)が150.00円~151.00円の間で停滞している。
ボラティリティが収束しているほど、ブレイク後の動きが大きくなりやすい。
②取引量(出来高)が増えてくるタイミングを意識
ロンドン市場・ニューヨーク市場の開始時間(日本時間16:00~24:00)は大きなブレイクが起こりやすい。
重要指標発表前後もブレイクしやすい。
③移動平均線(MA)やボリンジャーバンドでサポート確認
50MA・200MAが収束していると、ブレイクの信頼性が高まる。
ボリンジャーバンドのスクイーズ(収束状態)後の拡大もブレイクの兆候。
レンジブレイクの具体的なトレード例(ドル円・USD/JPY)
① レンジの確認
直近の価格が150.00円~151.00円のレンジで推移。
150.00円がサポート、151.00円がレジスタンスとして機能している。
② ブレイクの兆候を確認
ロンドン市場(16:00~)に向けて価格が151.00円に接近。
出来高が増加し、ボリンジャーバンドが拡大し始める。
③ エントリー
151.10円で買いエントリー(ブレイクを確認後)
損切り:150.80円(直近のレンジ内に戻ったら撤退)
利確:152.00円(次の節目)
④ リスクリワード比(RR比)
損失:30pips / 利益:90pips → RR比1:3(損少利大の原則)
ダマシを回避する方法
①ブレイク直後に飛びつかず、確定を待つ
「ブレイクした!」と思っても、すぐに戻ることがある。
ローソク足が確定するまで待つ。
②リテスト(戻し)を待つ
一度ブレイクした後、価格が元のレンジの上限または下限に戻る動き(リテスト)が起こることが多い。
リテストで反発を確認してからエントリーすると、ダマシを減らせる。
③高い時間足(4時間足・日足)でブレイクを確認
短期足(5分足・15分足)ではダマシが多い。
4時間足・日足でしっかりブレイクを確認することで、信頼性が上がる。
④出来高や市場の時間帯を考慮
ロンドン・ニューヨーク時間の方がダマシが少ない。
アジア時間(9:00~15:00)のブレイクはダマシが多い。
レンジブレイクに適した通貨ペア
✅ ドル円(USD/JPY):トレンドが発生しやすく、ブレイク狙い向き。
✅ ユーロドル(EUR/USD):流動性が高く、大きな値動きが期待できる。
✅ ポンド円(GBP/JPY):ボラティリティが高く、一度ブレイクすると大きく動く。
まとめ:レンジブレイクで勝つポイント
✅ レンジの高値・安値を確認し、ブレイクを狙う。
✅ ブレイク後すぐに飛びつかず、確定やリテストを待つ。
✅ ロンドン・ニューヨーク市場でのブレイクを狙うとダマシが少ない。
✅ 損切りと利確を明確にし、損少利大を徹底する。
レンジブレイクは、FX初心者でも再現性が高く、勝率を上げやすいトレード手法なので、ぜひ試してみよう!


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